調査・データ厚生労働省は6日、ことし9月の毎月勤労統計調査の速報データを公表した。運輸・郵便業の全労働者の現金給与総額は32万1038円で、前年同月比3.3%減となった。全産業の給与総額は29万7145円で同1.9%増。運輸・郵便業は全産業に比べ、金額では2万3893円上回り、増加率は5.2ポイント下回った。
運輸・郵便業の給与の内訳は、所定内給与が2.4%減の27万5338円、所定外給与が4%減の4万1341円で、特別に支払われた給与が33.1%減の4359円だった。就業形態別の現金給与総額は、一般労働者が0.5%減の36万6652円、パートタイム労働者が2.5%増の13万2613円だった。
全産業でみると、給与の内訳は所定内給与が1.9%増の26万8653円、所定外給与が0.6%増の1万9187円で、特別に支払われた給与が4.5%増の9305円だった。就業形態別の現金給与総額では、一般労働者が2.3%増の38万1898円、パートタイム労働者が1.9%増の10万9659円だった。
労働者数は全産業で5171万2000人と、1.3%増だった。運輸・郵便業は294万8000人で前年同月比で横ばい。一般労働者が237万4000人と5%減少した一方で、パートタイム労働者は57万5000人で28%増となった。
パートタイムの比率は全産業で31.16%、運輸・郵便業では19.49%だった。
労働時間は、全産業で月間134.2時間だったのに対し、運輸・郵便業は159.9時間で、出勤日数も全産業の17.4日を上回る19日だった。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。
LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com
LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。
ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。















