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JR貨物、豪雨・物価高で通期見通し下方修正

2025年11月11日 (火)

財務・人事日本貨物鉄道(JR貨物)は10日、2026年3月期通期連結業績予想を下方修正した。売上高が前期比6.1%増の2130億5000万円、営業利益が同2倍の54億4700万円、最終利益が73.4%減の17億9800万円を見込む。記録的雨量による豪雨災害の影響、物価上昇に伴う想定以上の経費増加のため。

同日発表した第2四半期決算は、売上高が前年同期比6.5%増の1004億1600万円、営業損益が16 億の赤字(前年同期は1億2400万円の赤字)、最終損益が3億1900万円の黒字(同24億800万円の赤字)と、最終で黒字転換を果たした。

主力の鉄道ロジスティクス事業では、コンテナ輸送量が7.5%増と伸長。輪軸組み立て作業不正の再発防止や、25年3月のダイヤ改正による直結列車・深夜便拡充など、信頼性と輸送力の強化を進めている。倉庫機能を軸に多様な輸送モードを組み合わせる総合物流提案にも注力し、千葉レールゲートの新設が控える。

不動産事業も賃貸マンションの竣工・販売が進み、営業利益は24.0%増の59億円。その他部門は金属原料販売の減少をリース品販売が補った。

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