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東海汽船3Q、貨物堅調も旅客減と減便で減収減益

2025年11月13日 (木)

財務・人事東海汽船が13日発表した2025年12月期第3四半期連結決算は、売上高が前年同期比2.8%減の109億9500万円、営業利益が同37.1%減の3億7700万円、最終利益が20.2%減の2億3900万円と減収減益だった。

主因は旅客部門の大幅な落ち込み。夏季繁忙期に東京-大島航路を中心に荒天欠航が続いたうえ、船員の労働時間適正化に伴う減便で輸送力が制限された。空席率の高い熱海-大島便の活用や企画商品の造成で需要喚起を図ったが集客にはつながらず、乗船客数は50万3000人と前年同期の60万人から減少した。また東京湾納涼船も停泊営業に変更したことで旅客数が伸び悩んだ。

一方、貨物部門は生活関連品輸送や母島向け貨物船チャーターが堅調で、取扱量は21万1000トンと前年並みを維持。伊豆諸島航路の運賃改定も収入を下支えしたが、旅客減を補いきれなかった。

通期業績は、売上高が横ばいの146億円、営業利益が前期比45.1%減の3億2000万円、最終利益が同25.1%減の2億2000万円を見込む。

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