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独マン、冷蔵仕様の電動「eTGL」を世界初公開

2025年11月19日 (水)

国際マン・トラック&バス(ドイツ)は18日、仏リヨンで開催中の「Solutrans 2025」で、冷蔵ボックスボディ仕様の12トン級電動トラック「eTGL」の新バリエーションを世界初公開した。

今回披露されたeTGLは、最大積載量6.6トン、航続距離最大310キロを誇る中型EVトラック。160キロワット時のバッテリー容量を搭載し、構造や運用条件に応じて中間充電なしでも一般的な都市部・地域配送に対応可能とされる。急速充電により、10%から80%までの充電を35分で完了し、1日の総走行距離は最大600キロまで拡張可能。高電圧インターフェースを備え、車載電力から冷蔵ユニットへの直接供給も可能とした。

(出所:マン・トラック&バス)

この新型eTGLは、eTGX、eTGSといった既存の大型電動モデルと同じ電動パワートレインを採用。航続距離は従来比で最大10%向上しており、物流業界のゼロエミッション輸送の実用性をさらに高めている。eTGXボックス車仕様では最大870キロの走行が可能となっている。

同社は、12トンから42トンまで対応する冷蔵物流向けの電動ポートフォリオを構築。都市部の配送から長距離輸送までをカバーし、電動化に向けた包括的な支援体制も整備する。

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