神戸港10月貿易、輸出入いずれも減少

調査・データ神戸税関が21日公表した10月の神戸港貿易概況（速報）によると、貿易総額は前年同月比1.5％減の1兆717億円で5か月ぶりのマイナスとなった。輸出入の差引額は2062億円の輸出超過だった。

輸出額は6390億円（同1.9％減）で2か月ぶりのマイナス。品目別では「無機化合物」は162億円（60％減）、「建設用・鉱山用機械」が349億円（11.2％減）、「鉄鋼」が147億円（22.1％減）と減少した。一方、「原動機」が338億円（95.2％増）、「重電機器」が228億円（40.9％増）、「非鉄金属」が362億円（8.3％増）と増加した。

輸入額は4327億円（0.9％減）で5か月ぶりのマイナス。品目別では「医薬品」は57億円（74.6％減）、「通信機」が9億円（91.7％減）、「鉱物性燃料」が73億円（35.5％減）と減少した。一方、「金属鉱及びくず」が146億円（55.3％増、過去最高額）、「コーヒー生豆」が82億円（47.6％増）、「輸送用機器」が84億円（44.2％増）と増加した。

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