荷主LiLz(リルズ、沖縄県宜野湾市)は26日、マツノ技研(広島市中区)と連携し、富士興産が施主となる新設バイオディーゼル燃料プラントにIoT(モノのインターネット)・AI(人工知能)技術を導入したと発表した。プラントは11月21日に姫路製造所で開所式を実施し、日本初のAI監視型スマートプラントとして稼働を開始した。
新プラントは大型濃度可変型高速バイオ燃料ブレンダーを2基備え(開所時は1基稼働)、B100、B30、BAFO、BX(5-99)など多様な油種に対応する。ブレンド、貯蔵、出荷を高速に行える設計で、プラント全体には汎用部材を多用し、修理や再稼働の効率向上も考慮されている。

(出所:LiLz)
監視にはIoTカメラ「LiLz Cam」を26か所に設置し、予知保全AI「LiLz Insight」(リルズインサイト)を初導入した。複数カメラのデータを一括分析し、自動帳票作成などによって現場従事者の作業負担を軽減する仕組みを備える。
国内では再生可能燃料の利用拡大が課題となっており、AI・IoTを組み合わせた次世代プラントの整備は、燃料供給網の高度化や維持管理の効率化に寄与する。
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