荷主韓国の海運大手、HMMは25日、メタノール燃料を使用するコンテナ船「HMM GREEN」を引き渡したと発表した。この船は、2023年2月にHD現代三湖重工業から7隻、HJ造船海洋から2隻の合計9隻が発注されたうちの1隻目にあたる。HMMは今後、2026年までに残る8隻の引き渡しを行う。

▲HMM GREEN(出所:HMM)
HMM GREENは上海港でバイオメタノールを燃料として搭載する予定で、この燃料は廃棄物資源から生成される再生可能燃料である。従来の重油と比べて最大65%の二酸化炭素排出削減効果があり、硫黄酸化物の排出はゼロ、窒素酸化物も最大80%削減される。同船を含む9隻には、主要港湾での運航要件を満たす最新の環境技術が搭載されており、すべての航路で制限なく運航可能だ。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com