行政・団体九州運輸局自動車技術安全部は25日、年末年始の輸送需要拡大を前に、トラック事業者へ安全確保の徹底を求める通知を発出した。同局は福岡市内で相次いだ死亡事故や九州自動車道で発生した車輪脱落事故を受け、関係団体に対し周知を要請している。
通知では、ことし10月29日に福岡市東区で大型トラックが左折時に自転車を巻き込み、乗車していた運転者が死亡した事故、9月29日に福岡市博多区で歩行者が死亡した事故を取り上げ、重大事故が多発している現状を指摘した。2月13日には九州自動車道上で左後後輪2本が脱落する事案も発生しており、点検の確実な実施を求めている。
具体的な要請事項として、交差点での十分な安全確認、自転車や歩行者の動きへの注意、横断歩道での確実な停止などを挙げた。さらに、酒気帯び運転や無免許運転などの危険行為の禁止、異常を感じた場合の即時停車・確認、車輪取り付け状態の点検、冬用タイヤ交換後100キロ走行時の増し締め実施を求めている。
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