荷主自動車部品大手のネクスティア・オートモーティブ(米国)は22日、ブラジル北東部バイーア州カマサリに新たな組立工場を開設したと発表した。10月初旬に生産を開始しており、BYD(中国)が同地で拡大する車両生産を支える。ブラジルでは南部ポルト・アレグレとリオデジャネイロ州ポルト・レアルに続く拠点となる。
新工場はBYDのカマサリ工場から10キロの場所に位置し、ブラジル生産車向けのコラム・アシスト電動パワーステアリング(CEPS)を組み立てる。顧客工場の近隣に生産機能を置くことで、供給リードタイムの短縮や物流効率の向上、需要変動への対応力強化を狙う。
生産には、ネクスティアのグローバル製造ネットワークで生産した部品やサブアセンブリを活用し、カマサリで最終組立と物流業務を行う。部品供給は国際調達を残しつつ、最終組立を現地化することで、グローバル供給網と地域生産を組み合わせる体制とした。
BYDはブラジルで車両生産を拡大しており、周辺でのサプライヤー集積も進んでいる。ネクスティアは今回の拠点新設を通じ、顧客工場に近接した生産・物流体制を整え、ブラジルでの自動車部品供給網を強化する。
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