産業・一般RELEXソリューションズ(フィンランド)は11月28日、日本の小売・製造業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速するため、JDSCと戦略的パートナーシップを締結したと発表した。
RELEXは統合サプライチェーンや小売計画ソリューションを提供する企業で、AI(人工知能)を活用した最適化プラットフォームを展開している。今回の提携では、需要予測や在庫管理などの領域で課題が顕在化する日本の小売・卸売、食品・消費財業界に向け、両社の技術と知見を連携させる。
JDSCはデータ分析や機械学習、リテールコンサルティングに強みを持ち、戦略立案からテクノロジー導入、運用まで一気通貫で支援する体制を構築する。
両社はAIによる自動化だけでなく、人の判断を組み合わせた「人を中心にしたAI」の実現を重視している。AIが専門家の判断を補完し、透明性の高い意思決定を支えることで、在庫改善やリードタイム短縮、業務効率化などの成果につなげる。
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