荷主大王製紙は11月28日、印刷用紙や情報用紙、ファインペーパーの価格を改定すると発表した。対象品種は印刷用紙、情報用紙、ファインペーパーで、改定幅は全品種で現行価格比10%以上。2026年2月1日出荷分から適用する。
同社によると、生産設備の維持や老朽化対策に必要な保全・修繕に関わる資材・工事費の上昇に加え、物流コストや人件費の高騰、インフレーションの影響により各種コストが増加しているという。さらに、温室効果ガス削減に向けた取り組みに伴うコスト増も避けられず、事業継続に向けた負担が増している。
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