荷主大阪ガスは1日、米国bpグループのアーキア・エナジーと、米国内で生産されるバイオメタンの調達契約を締結したと発表した。
大阪ガスの100%子会社であるOsaka Gas USA Corporation(OGUSA)の傘下企業が、ごみ埋立地由来のバイオメタンを2万6000ノルマルリューベ(20トン)購入する契約で、調達したバイオメタンはフリーポートLNG(液化天然ガス)基地で液化後、関西のLNG基地で受け入れ、都市ガスとして供給する。北米で発行される環境価値証書「M-RETS」の活用も予定している。
バイオメタンは、バイオガスを精製しメタン濃度を天然ガス並みに高めたもので、燃焼時に新たなCO2を排出しないとみなされており、都市ガスの脱炭素化に寄与する手段として注目されている。
米国はバイオメタンの有望な供給国であり、制度整備も進んでいる。今回の契約は、e-メタンやバイオメタンの国際的サプライチェーン構築に向けた先駆的な取り組みであり、脱炭素社会の実現に向けた新たな選択肢として物流業界にも波及効果が期待される。
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