サービス・商品TDGホールディングス(HD、三重県伊勢市)は2日、グループ会社のアクロスゲートグローバルソフトウェア(東京都葛飾区)が、外国人労働者向けAI(人工知能)翻訳アプリ「Rakutive」の商用サービスを開始したと発表した。親会社であるTDGHDは、採用から定着までを一体で支援する外国人材サポート事業を展開しており、現場での課題を踏まえて開発した。
Rakutiveは「ほぼタイムラグゼロの同時翻訳」を特徴とし、翻訳・文化理解・学習支援を統合した点が特長。複数の翻訳AIを使い分けるマルチ翻訳AIセレクターを備え、特にベトナム語-日本語間で高精度を実現する。
対応言語は英語、ベトナム語、インドネシア語、ミャンマー語、中国語(マンダリン)の5言語で、2026年春にタガログ語など4言語を追加予定。また、音声自動検出による同時通訳機能、日本語学習向けの発音支援や履歴学習、文化解説が可能なAIコンシェルジュ、カメラ翻訳機能などを搭載する。
同社によると、自動車教習所や製造現場など専門用語を用いる業務でも活用が進み、関連施設ではリアルタイム翻訳による安全性向上の効果が確認された。外国人労働者の増加が続く一方、企業側では言語や文化の壁が課題となっており、職場コミュニケーション改善や日本語習得支援が求められている。
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