ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

中国で宅配が過去最高に、無人化・自動化が急伸

2025年12月2日 (火)

調査・データ中国国家郵政局は1日、2025年の宅配取扱量が11月末時点で初めて1800億件を突破したと発表した。深センで発送されたスマート端末が1800億件目となり、京東(JD)の自動倉庫から無人配送車まで、高度に自動化されたプロセスを経て届けられたという。

中国の宅配業では、倉庫の全自動入出庫、AI(人工知能)ビジョンによる高速仕分け、輸送ルートの動的最適化、無人配送の拡大など、各工程での技術導入が加速している。月平均160億件、1日最大7億7700万件、毎秒6200件超という膨大な取扱量は、中国経済の底堅さを改めて示すものとなった。

国家郵政局は、地域間格差の縮小や配送品質の向上も進んでいるとした上で、今後も“物が滞りなく流れる”社会の実現に向け、物流コスト低減や国内市場強化に取り組む方針を示している。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。