ロジスティクストレードワルツ(東京都港区)は2日、AI-OCR機能の対象帳票として船荷証券(B/L)の読み取りに対応したと発表した。輸入手続きの効率化を目的に、貿易プラットフォーム「TradeWaltz」上でのデータ化・管理の適用範囲を拡大する。
B/Lの読み取り内容は自動でデータ化され、項目ごとに整理されてプラットフォーム上に登録される。共通項目の照合が可能となることで、手入力や確認作業の負担を大幅に軽減し、書類作成や通関業務の効率化につながる。
また、コンテナ番号や船名などの情報は動静管理機能と連携され、輸送状況の追跡や関係者間でのリアルタイム共有が可能となる。これにより、サプライチェーン全体の可視化が進み、トラブルや遅延の早期対応にも寄与する。
貿易業務のデジタル化は業界共通の課題とされており、今回の対応はその一端を担う。今後も同社は、AI(人工知能)技術を活用したサービス拡充を通じて、国際物流の効率化と精度向上に取り組むとしている。
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