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東海環状道・大野神戸ICでEV路外充電を実証

2025年12月10日 (水)

国内中日本高速道路(NEXCO中日本)は10日、電気自動車(EV)の電欠防止を目的とした社会実験を、2026年1月6日から開始すると発表した。

社会実験では、利用者が急速充電器で充電をおこなうために東海環状自動車道(東海環状道)・大野神戸インターチェンジ(IC)で一旦流出した場合を想定。道の駅「パレットピアおおの」(岐阜県大野町)に設置された急速充電器で充電を行った後、60分以内に同ICから再度同一方向へ高速道路を利用した場合、直通利用と同じ通行料金を適用する。対象はETC2.0対応車載器を搭載し、セットアップ証明書において燃料の種類が「電気」と記載されている車両に限られる。

美濃関ジャンクション(JCT)-養老JCT間にはこれまで高速道路内に急速充電器がない状況が続いていた。今回の社会実験により、大野神戸ICでの路外充電サービスの利用を促進するとともに、利用者に対して電池残量の確認や早めの充電を呼びかけている。

社会実験は当面の期間実施され、急速充電器の稼働状況や利用状況を確認のうえ、利用することが推奨されている。

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