日産、自動車用急速充電器を改良

荷主日産自動車は22日、急速充電器を改良し、12月から全国の日産部品販売会社で発売すると発表した。

改良した新型急速充電器は、静粛性の向上や充電コネクターの使い勝手向上を図り、新たに課金システムへの対応を可能としながら、大幅なメンテナンスコストの削減を実現した。

また、現行型に対して仕様を向上させながら、競争力のある価格を実現。国のインフラ補助金の利用により、最大で充電器本体と工事費の3分の2の補助を受けることができる。これにより、急速充電器本体の実質価格は45万円からとなる。

同社は各地方自治体、集客施設などへの急速充電器の設置や導入を働きかけるとともに、全国の日産販売店の急速充電設置店舗数を、現在の800店舗から増やしていく。