サービス・商品Shippio(シッピオ、東京都港区)は11日、住友理工(名古屋市中村区)が貿易管理クラウド「Shippio Cargo」と、オプション機能の輸送データ分析ツール「Shippioインサイト」を導入したと発表した。
住友理工は世界20か国以上で事業を展開しており、貿易業務が複数ツールに分散していたことが課題だった。船便リードタイムの算出も経験則に依存しており、在庫最適化が難しい状況だったという。今回の導入により、貿易案件の進ちょくや書類(B/L、インボイスなど)、関係者とのコミュニケーションをクラウド上で一元管理し、検索性向上による事後調査の迅速化と業務標準化を図る。
また、実績データに基づく精緻なリードタイム設定への移行により、在庫最適化とコスト削減を目指す。船社ごとの遅延傾向やリードタイム実績を可視化し、輸送サービスの定量評価も可能になるという。さらに洋上在庫をリアルタイムに可視化し、海外拠点を含む管理体制を強化する。
Shippio Cargoは本船動静の自動トラッキングやAI-OCRによる貿易書類のデータ化、関係者間のチャットなどを備え、アナログ業務の効率化を支援する。Shippioインサイトは遅延状況やリードタイムを可視化し、データドリブンな意思決定を後押しするツールとなる。
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