フード島根県と浜田市は11日、水産加工の大磯(島根県浜田市)が、市内の既存工場敷地内に新工場を増設すると発表した。冷凍刺身や冷凍寿司といった高付加価値製品の製造に対応するもので、県と市、大磯の3者は23日に立地に関する覚書を締結する。投資額は3億円で、操業後3年間で5人の雇用増を見込む。
同社は1973年に創業し、浜田港に近接した立地を生かして水産加工品事業を展開してきた。国内で拡大する冷凍食品需要に加え、日本産水産物の海外市場拡大を背景に、冷凍技術を活用した新製品の製造に乗り出す。品質保持と長距離輸送の両立を可能にすることで、販路の広域化や輸出対応力の強化を図る。港湾から工場、冷凍保管までの距離が短い点は、鮮度管理やリードタイム短縮の面で物流効率を高める要素となる。
県は企業立地促進条例に基づき、資金面や人材確保で支援し、地域水産業の高度化と雇用創出につなげる考えだ。
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