イベント関西経営管理協会(大阪市北区)は16日、丸栄運輸機工(富山市)にて2026年3月19日に現地見学研修を開催すると発表した。DX(デジタルトランスフォーメーション)と業務改革を中小企業規模で実践するモデル企業として、現場で定着した取り組みを公開する。
研修では、丸栄運輸機工社長の高木裕氏による講演のほか、本社拠点の見学や改善事例の紹介、質疑応答が行われる。業務プロセスの可視化や属人化排除、クラウドツールの段階導入、生成AI(人工知能)による業務改善の実例などが取り上げられる。定員は20人。参加は1人あたり5万8000円(税込)、同一企業から2人以上参加する場合は1人あたり5万2780円(税込)。
丸栄運輸機工は、23年度に日本経営品質賞「奨励賞」、24年度には「推進賞」を受賞。中小企業における現場主導型DXの先進事例として注目を集めており、再現性のある取り組みとして他社の改革にも応用が可能とされる。
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