調査・データ財務省が22日に発表した2025年12月分の貿易統計速報によると、輸出額は10兆4115億円(前年同月比5.1%増)、輸入額は10兆3058億円(同5.3%増)となり、いずれも12月として過去最高を更新した。輸出入の拡大を背景に、貿易収支は1057億円の黒字となったが、黒字幅は前年同月比で12.1%縮小した。
輸出は「半導体等電子部品」や「非鉄金属」、「原料品」が増加し、4か月連続のプラスとなった。一方、「自動車」や「自動車部品」は減少し、完成車物流には一部で伸び悩みがみられた。輸入では「通信機」、「医薬品」、「半導体関連」が大きく増加し、数量指数も4か月連続で上昇した。円相場は1ドル=155円台と前年より円安に振れ、輸出入額の押し上げ要因となった。
地域別では、アジア向け輸出が10.2%増と堅調で、半導体関連を中心に物流量が拡大した。対中国では輸出が増加したものの、通信機や衣類などの輸入増により赤字が拡大した。米国向けは自動車関連の落ち込みで輸出が減少し、輸入増と相まって黒字幅が縮小した。EU向けは輸出が増加した一方、医薬品などの輸入急増により赤字が続いた。
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