調査・データ英調査会社のドリューリーは9日、世界コンテナ指数(WCI)が前週比1%上昇し、40フィートコンテナ1個あたり2309ドルとなったと発表した。
ドリューリー(英国)が9日公表した世界コンテナ運賃指数(WCI)は、40フィートコンテナあたり2309ドルと前週比1%上昇した。太平洋航路や大西洋航路の運賃上昇が全体を押し上げた。
大西洋航路では、ロッテルダム発ニューヨーク向けが25%上昇し1968ドルとなった。4月の供給船腹が前月比13%減少したことが主因で、安定的とされてきた同航路でも需給ひっ迫が顕在化している。太平洋航路では、上海発ニューヨーク向けが7%上昇の3671ドル、ロサンゼルス向けも9%上昇の2910ドルとなった。中東情勢を背景とした燃料費の上昇を受け、船社による運賃引き上げ圧力が強まっている。
一方、アジア-欧州航路は下落し、上海発ジェノバ向けが3%減の3420ドル、ロッテルダム向けが9%減の2308ドルとなった。欠航(ブランクセーリング)は限定的で、供給は比較的安定している。
ホルムズ海峡では2週間の停戦により一部航行が再開されたが、通航条件や費用が不透明ななか、船社は慎重な運航を継続している。足元では湾内滞留船の解消が優先され、新規投入は限定的だ。原油輸送の混乱は継続しており、バンカー燃料の供給制約が運賃の押し上げ要因となっている。ドリューリーは、今後数週間はスポット運賃の上昇基調が続く可能性を指摘している。
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