サービス・商品GROUND(グラウンド、東京都千代田区)は3日、物流施設統合管理・最適化システム「GWES」において、新たなモジュール「Resource Allocator」(RA)の提供を開始すると発表した。RAは数理最適化と時系列予測を活用し、物流施設における作業者の最適配置をリアルタイムでシミュレーションする機能。
RAは、作業進ちょくや作業者のスキル、シフト情報、作業優先度など複数の要素を基に要員配置パターンを数万通り生成し、最適な指示を現場管理者へ提示する。属人的な判断を排除することで、作業完了率を15%向上させた事例も報告されており、出荷増加への対応やコスト削減にも寄与する。
GWESは、同社が独自開発したWES(倉庫運用管理システム)で、作業進ちょく、作業量、要員、在庫、動線などの物流現場の情報を可視化・最適化し、物流施設管理者の意思決定を支援する。ミドルウェアとして機能する共通データ基盤と、AI(人工知能)を活用した各種機能モジュール群によって構成されており、汎用性・拡張性の高いパッケージシステムだ。
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