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DHL25年度、減収もEBIT増益で配当引き上げ

2026年3月6日 (金)

▲CEOのの年次記者会見の様子(出所:DHL)

財務・人事DHL(ドイツ)は5日、2025年度決算を公表し、営業利益が前年を上回ったことを受け、配当を増額すると発表した。

25年度の売上高は829億ユーロで、前年の842億ユーロから1.6%減となった。為替影響や米国向け輸送量の減少が要因とされる。一方、積極的な輸送能力管理や構造的なコスト改善により、営業利益(EBIT)は61億ユーロと前年の59億ユーロから3.7%増加し、利益見通しの60億ユーロを上回った。EBITマージンも7.4%となり、前年の7.0%から改善した。

フリーキャッシュフロー(M&A除く)は32億ユーロで、前年の30億ユーロから増加。1株あたり利益は3.09ユーロとなり、前年の2.86ユーロから上昇した。取締役会と監査役会は、配当を前年の1株1.85ユーロから1.90ユーロへ引き上げる方針を株主総会に提案する。

事業別では、エクスプレス部門は米国向け輸送量が減少したものの、コスト管理と航空ネットワーク運用の柔軟化によりEBITが3162百万ユーロとなり、利益率は12.9%に上昇した。サプライチェーン部門もデジタル化や自動化による効率化でEBITが11億6100万ユーロとなり、前年から8.7%増加した。一方、フォワーディング部門は地政学リスクや運賃低下の影響で収益が減少した。

同社は26年度について、地政学的リスクや貿易摩擦の継続を見込みつつ、営業利益62億ユーロ超、フリーキャッシュフロー30億ユーロを見込むとしている。グローバル物流市場では貿易構造の変化や不確実性が続くなか、コスト効率の改善と成長市場への投資を通じた事業基盤の強化を進める方針だ。

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