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近海郵船、博多-敦賀RORO船でバイオ燃料実証

2026年6月9日 (火)

環境・CSR近海郵船(東京都港区)は9日、博多港-敦賀港間で運航するRORO船「なのつ」で、バイオ燃料を使用した実証運航を6月16日に実施すると発表した。実施されれば、博多港で内航定期RORO船がバイオ燃料を補油して運航する初の事例となる。

▲実証運航の位置図(出所:近海郵船)

実証では、博多港箱崎ふ頭11号岸壁でバイオ燃料「B24」を補油する。B24は既存燃料にバイオ燃料を24%混合したもので、船舶設備を大幅に改修することなく利用でき、温室効果ガス排出量の削減効果が見込まれる。燃料調達は出光興産と伊藤忠エネクスの協力を受けて実施する。

対象船舶の「なのつ」は総トン数8348トンで、博多港-敦賀港間を運航している。

同社は環境負荷低減に向けてモーダルシフトを推進しており、今回採用するバイオ燃料は廃食油や油脂、農産副産物などのバイオマスを原料とする。燃焼時に排出されるCO2は原料植物の成長過程で吸収された分と相殺されるため、ライフサイクル全体では排出量はほぼゼロとみなされる。

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