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川崎汽船、内航RORO船で自動運航検査合格

2026年3月24日 (火)

ロジスティクス川崎汽船は24日、釧路-日立航路を結ぶ内航RORO船「第二ほくれん丸」が、自動運航船として国土交通省の船舶検査に合格したと発表した。RORO船が自動運航船として検査に合格したのは国内初。あわせて日本海事協会の認証も取得しており、営業航行中に自動運転レベル4相当の機能を活用できる体制が整った。

▲船舶検査に合格した内航RORO船「第二ほくれん丸」(出所:川崎汽船)

同船は全長173メートル、総トン数1万1413トンで、北海道・釧路と茨城・日立を結び、生乳などの農産物輸送を担う。既存船に自動運航機能を追加するレトロフィット方式で開発が進められ、日本財団の無人運航船プロジェクト「MEGURI2040」の実証船の一つとして運用されてきた。

自動運航には、センサーや航路計画システムを組み合わせた操船支援システム「AMASYS」を採用し、周囲状況の把握や避航ルートの自動生成などを行う。今回の検査合格により、一定条件下で人の介入を必要としない運航が可能となる。

内航海運では船員の高齢化や人手不足が深刻化しており、ヒューマンエラーの低減や労務負担の軽減が課題となっている。自動運航技術はこれらの構造課題への対応手段として位置付けられ、安定的な国内物流の維持にも直結する。

今後は技術の実装段階に向け、運用データの蓄積や安全性の検証が進む見通し。既存船への後付けによる導入モデルが確立されれば、内航RORO網全体への展開も視野に入る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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