ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

日本通運ら、積載重量の可視化実証開始

2026年3月24日 (火)

ロジスティクススマートドライブ(東京都千代田区)は24日、日本通運(同千代田区)、アドヴィックス(愛知県刈谷市)との3社で、トラック車両の実重量ベースでの積載重量をデータ化し可視化する技術の実証実験を開始したと発表した。

現在、積載率は伝票申告ベースで算出されるのが一般的で、実重量との乖離や積載率の低い不採算路線の特定が難しいという課題がある。こうした背景のもと、3社は日本通運が保有する車両に、アドヴィックスの車両重量推定技術とスマートドライブのモビリティデータプラットフォームを組み合わせ、実重量ベースでの積載重量の可視化に取り組む。

実証では、スマートドライブの車載デバイスから車速や前後加速などの走行データを取得し、アドヴィックスが開発した重量推定技術でプラットフォーム上において解析する。得られた結果を日本通運の運行管理および経営判断に活用できるか検証する。対象は東京都江東区の支店が管轄する車両総重量20トン超の大型トラック2台で、期間は2025年11月から26年3月末までを予定している。

▲ダッシュボードのイメージ(クリックで拡大、出所:スマートドライブ)

取り組みの背景には、改正物流効率化法(物資の流通の効率化に関する法律)への対応がある。同法では特定事業者に対し、2028年度までに全体の車両で積載効率44%に増加させることなどをKPIとして求めている。また、年間取扱貨物重量9万トン以上の「特定荷主」に該当するかどうかの判断においても、伝票申告ベースではなく実重量に基づいたデータが求められる。
3社は今後、2026年4月以降に対象エリアや車両台数の拡大を検討し、将来的には業界全体の課題解決に資するソリューションとしての本格導入を目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。