荷主三菱瓦斯化学は3月31日、鹿島工場のポリカーボネート(PC)プラントを2028年3月をめどに停止すると発表した。生産能力は年12万トン。ポリカーボネートは耐衝撃性と透明性に優れる樹脂。供給過剰に伴う市況低迷で採算改善が見込めないことから、事業構造の見直しを進める。
同社は中期経営計画「Grow UP 2026」でPC事業を重点管理領域に位置付けており、各拠点の採算性を検証してきた。その結果、鹿島拠点は不採算が継続しており、国内生産からの撤退を判断した。停止後は海外工場品に切り替え、国内需要に対応する方針とする。
物流面では、供給拠点が国内から海外へ移行することで、輸送構造の変化が避けられない。リードタイムや在庫配置、輸送コストの再設計が必要となるほか、海上輸送を軸とした安定供給体制の構築が課題となる。特に樹脂原料は需給変動の影響を受けやすく、調達・配送の柔軟性が問われる。
なお、光学材料用途のポリマー製品は停止対象外とし、従業員については雇用維持を前提に対応する。
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