荷主三菱ケミカルインフラテック(東京都千代田区)は14日、アルミ樹脂複合板「アルポリック」全製品について、出荷制限と価格改定を実施すると発表した。同日出荷分から当面の間、受注制限や納期調整を行うほか、原材料価格の高騰を受け価格見直しに踏み切る。
中東情勢の悪化により原材料の調達環境が不安定化し、調達先からの数量制限や大幅な値上げ要請が発生している。加えてエネルギー・燃料費の上昇により、製造コストと物流コストの双方が上昇しており、供給体制に影響が出始めている。こうした状況を受け、通常時を大幅に上回る受注の抑制や一部製品の欠品が生じる可能性があるとしている。
あわせて同社は、樹脂製波板「ヒシ波」やポリカーボネート平板「ヒシカーボ」など採光材製品についても、5月1日出荷分から10%以上の値上げを実施する。ナフサ供給の減少や原料価格の急騰に加え、物流費の高騰が背景にある。原料確保の難航により、一部では生産調整も余儀なくされている。
アルミ樹脂複合板やポリカーボネート製品は建材や外装用途に広く使われており、建設分野を中心に影響が及ぶ。物流面でも、資材不足や納期遅延は輸送計画や在庫管理に波及する要因となる。
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