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セイヒョー、富山工場の西日本ハブ化で物流再編

2026年4月17日 (金)

フード氷菓メーカーのセイヒョーは17日、新中期経営計画「ONE SEIHYO, BEYOND LIMITS」を発表した。富山工場の稼働による生産能力拡大を受け、サプライチェーンの再構築と物流効率化を軸に、2029年2月期に売上高70億円(26年2月期47億円)、営業利益21億円、営業利益率3.0%を目指す。

生産・物流面では、新潟工場と富山工場を「ダブルコア」と位置づけ、新潟を多品種・開発拠点、富山を大量生産・OEM・自動化拠点とする役割分担を明確化。三条(冷凍和菓子)と佐渡(製氷)を含めた4工場体制で供給能力を最大化する。特に富山工場は関西・中京向けの物流ハブとして活用し、西日本への配送リードタイム短縮と輸送効率の向上を図る。

営業戦略では、OEM・受託製造を拡大し、売上構成比を50%(現状45.0%)まで引き上げる計画。顧客との共同開発を軸に需要変動への対応力を高めるとともに、物流面でも出荷量の平準化を進める。一方、自社ブランドも22億円規模へ拡大し、冷凍和菓子など非夏季商品の強化で季節偏重の是正を図る。

収益面では、原材料・物流コスト上昇を構造課題と位置づけ、全工場での集中購買による原価低減や自動化・省人化投資による生産性向上を進める。設備投資は27年2月期に5億5000万円を計画し、富山工場の稼働率向上と固定費吸収を通じて利益率改善につなげる。

また、供給網のリスク対応として複数調達先の確保や価格転嫁を進めるほか、需給変動に応じた在庫管理の最適化にも取り組む。原材料やエネルギーコストの上昇、天候リスクなど外部要因への耐性を高め、安定供給体制の構築を図る。

富山工場を起点とした物流再編により、西日本向け供給網の効率化と生産能力拡張を同時に進める計画だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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