調査・データ上海航運交易所が23日に公表した2026年3月の沿海(ばら積み)運賃指数は、総合指数が前月比15.0%増の1112.76となった。春節後の経済活動再開に伴う需要回復に加え、国際エネルギー価格の上昇による輸送コスト増が重なり、船主の運賃引き上げ姿勢が強まった。
品目別では石炭が同20.9%増と大きく伸びた。輸入炭価格の上昇を受けて内航輸送へのシフトが進み、国内需要が拡大した。さらに大秦線の定期補修を控えた出荷増や港湾在庫の積み増しが輸送需要を押し上げ、運賃上昇を後押しした。穀物も35.3%増と急伸した。春耕を前にした販売進展や在庫補充需要の高まりにより、北方港への集荷が増加し、輸送需要が拡大した。
金属鉱石も8.5%増と堅調に推移した。鋼材需要の回復に伴う輸送量増加に加え、燃料費上昇によるコスト転嫁が進んだ。一方、石油関連は動きが分かれた。成品油は2.1%減、原油は0.1%減と弱含みで推移し、需要の伸び悩みや市況の不透明感が影響した。
中東情勢の緊迫化に伴う燃料価格の上昇は、沿海輸送にもコスト圧力として波及している。需要回復とコスト上昇が同時に進むなか、ばら積み輸送市場は品目別のばらつきを伴いながらも、全体として上昇圧力が強い状態にある。
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