国際ドイツの商用車メーカー、マン・トラック&バス(MAN Truck & Bus)は24日、欧州の商用車メーカーとして初めて、電動トラックによる双方向充電(ビダイレクショナル・チャージング)を実条件下で実証したと発表した。研究プロジェクト「スピリットE(SPIRIT-E)」の一環として、ドイツ・レーゲンスブルク近郊の物流企業シュミット運輸(Spedition Schmid)の施設で実施した。

▲双方向充電の実証実験(出所:MANトラック&バス)
実証では480キロワット時の使用可能エネルギーを搭載した電動トラック「マン・イーTGX(MAN eTGX)」を使用。電動トラックが電力を消費するだけでなく、蓄えた電力を他のシステムに供給できる「走るバッテリー」として機能することを示した。
主な活用方法は3つだ。車両から施設に給電する「ビークル・トゥ・サイト(V2S)」と車両間で給電する「ビークル・トゥ・ビークル(V2V)」では電力コストを10~20%削減できる見込みで、年間走行距離10万キロの場合、最大2万キロ分を実質無料で走行できる計算となる。さらに公共電力網に給電する「ビークル・トゥ・グリッド(V2G)」では、フリート事業者が新たな収益源を得られる可能性もある。
人手不足やコスト上昇が続く物流業界において、電動トラックが輸送手段を超えたエネルギーインフラとしての役割を担う可能性を示す事例として注目される。
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