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東洋ビジネスエンジニアリングの生産管理・会計システム導入

帝国通信工業、中国・タイ拠点で基幹システム刷新

2014年2月4日 (火)

サービス・商品帝国通信工業(川崎市中原区)は4日、東洋ビジネスエンジニアリングの生産管理パッケージ「MCフレーム」と会計パッケージの「エイジア」を、タイ、中国拠点の基幹業務システムとして採用した。

システムの販売元である東洋ビジネスエンジニアリングが4日発表したもので、順調に稼動を開始しているという。

生産の多くをアジアに展開している帝国通信工業では、QCD(品質、コスト、納期)を向上させるため、タイの生産拠点「ノーブル・エレクトロニクス」をアユタヤ・ハイテク工業団地のノーブル・プレシジョンに統合し、中間品の製造から完成品の組立までを同一敷地内で一貫生産する体制に移行した。

この体制のメリットを最大限に活かす情報システムの選定では、拠点集約のシナジー効果を高めるため、会計システムと生産管理システムの共通化を図ることを優先。モノづくりのグローバル展開を考慮し、海外拠点を含めたすべての基幹システムを従来の自社開発方式からパッケージシステムベースに移管する方針を打ち出した。

こうした方針に沿って、本社側で同社のモノづくりとシステム運用の在り方に合う、生産管理・会計システムのパッケージ選定を進めた結果、生産管理機能の豊富さと、カスタマイズ導入・メンテナンスの容易性を評価し、「MCフレームCS生産管理」と「エイジアGP会計版」を採用した。