M&A塩野義製薬は27日、完全子会社である鳥居薬品(東京都中央区)を2027年4月1日付で吸収合併すると発表した。
両社は25年9月に完全子会社化以降、医薬品の情報提供や販売体制の強化を進めてきた。鳥居薬品が強みとするアレルゲンや皮膚疾患領域は、感染症領域と比べて需要変動の影響を受けにくく、国内事業の安定化に寄与してきた。今回の合併により意思決定を一本化し、統合シナジーの最大化を図る。
研究開発から製造、販売までの機能統合により、在庫配置や流通網の最適化、供給体制の効率化が見込まれる。医薬品は温度管理やトレーサビリティー確保が求められる高付加価値商材であり、組織統合による需給調整の迅速化は安定供給の強化に直結する。
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