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三菱倉庫、不動産反動減と投資損益が明暗

2026年4月30日 (木)

財務・人事三菱倉庫が4月30日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比3.7%減の2734億4600万円、営業利益が同21.6%減の159億2800万円と減収減益となった。一方、最終利益は71.9%増の547億7300万円と大幅増益となり、収益構造の変化が鮮明となった。

主力の物流事業は、倉庫・陸運・港運で取扱量が伸びたものの、国際運送で海上運賃の下落や中国景気減速の影響を受け、全体では微増収にとどまった。コスト面では人件費や施設賃借費の増加が響き、営業利益は減少した。米国子会社の取扱減や新規施設の立ち上がり遅れも収益を圧迫した。

不動産事業は、分譲マンション販売の反動減により大幅減収となり、全体の減収要因となった。ただし、投資有価証券売却益の増加など特別利益が最終利益を押し上げた。

27年3月期は売上高2800億円、営業利益175億円を見込む。物流では海外子会社の回復と取扱拡大、不動産では資産回転型ビジネスの進展を織り込む。一方で中東情勢や通商政策の影響は織り込んでおらず、不確実性は残る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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