調査・データ農林水産省が4月30日に公表した3月の米穀流通動向によると、2025年産米の集荷は増加した一方、販売の伸びが鈍く、民間在庫が大幅に積み上がった。
3月末時点の集荷数量は266.1万玄米トンと前年同月比で41.1万トン増加した。契約数量も239.5万トンと18.3万トン増加したが、販売数量は100.1万トンと14.9万トン減少し、出荷から販売への進捗に遅れが生じている。
この結果、民間在庫は277万玄米トンと前年同月比で97万トン増加し、近年で最も高い水準となった。内訳は出荷段階が208万トン(同74万トン増)、販売段階が69万トン(24万トン増)で、特に販売段階の在庫は例年の40万-50万トンを大きく上回る。
販売面では、3月の精米販売数量は3.4%減と減少した。内訳では小売向けが0.4%減と横ばいに近い一方、中食・外食向けは7.0%減と落ち込みが目立つ。一方で販売価格は上昇しており、小売向けは前年同月比4.7%増、中食・外食向けは27.6%増と大幅な上昇となった。
需給バランスを見ると、集荷・契約は伸びる一方で販売が追いつかず、在庫が膨らむ構図となっている。価格上昇が需要を抑制している可能性もあり、流通段階での在庫調整が今後の焦点となる。
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