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タイミー、スポットワーカー活用のBPO事業参入

2026年5月11日 (月)

産業・一般タイミー(東京都港区)は11日、新サービス「Timee BPO」の提供を開始したと発表した。スポットワークサービス「タイミー」の登録基盤を活用し、企業の業務プロセスを同社が直接受託するBPO事業に本格参入する。物流や飲食、小売分野で培ったスポットワーク運営ノウハウを、オフィス業務領域へ拡大する狙い。

新サービスは、タイミーが保有する1340万人超の登録ワーカー基盤から、業務内容に応じた即戦力人材を配置する「完全変動型」のBPOモデルが特徴。不動産営業経験者やコールセンター30年経験者など、専門スキルを持つ人材を短期間で確保できる。案件ごとの研修や教育も同社が担う。発注は数日単位から可能で、繁忙期対応や展示会後の問い合わせ集中など、変動の大きい業務への柔軟な対応を想定する。最短翌日から稼働できる点も特徴で、従来の採用や教育にかかる時間を短縮する。

同社は、オフィスワークの募集割合が全国で1.07%にとどまっている現状を課題視していた。働き手側には「スキルや経験を活かしたい」という需要がある一方、企業側には「オフィス業務でスポットワークを活用するイメージが湧きにくい」という障壁があったという。

こうした課題を解消するため、同社自らが業務設計と運営を請け負うBPO事業を立ち上げた。現在は事務業務やインサイドセールスを中心に展開しているが、今後はセールス・マーケティング領域全般、インバウンド対応、フィールドワークなどへ対象領域を広げる方針だ。

試験運用は25年7月から開始し、26年4月時点でIT・SaaS、広告代理店、人材サービス企業など34社へ導入済み。導入企業からは、短期間での人員増強や高い業務品質を評価する声が上がっている。また、同社は最大100席程度の稼働が可能な専用コールセンターを新設し、大規模案件にも対応できる運用体制を整備した。今後は専用センターの全国展開に加え、在宅で完結する業務環境の構築も進める。

物流業界では、慢性的な人手不足への対応としてスポットワークの活用が広がっている。タイミーは物流分野で拡大したマッチング基盤を活用し、BPO市場へ参入することで、労働力不足と業務効率化の両立を図る。

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