財務・人事住友倉庫が12日発表した2026年3月期連結決算は、売上高が前期比1.5%増の1962億4400万円、営業利益が同14.0%減の114億1300万円、最終利益が11.9%減の176億6800万円だった。倉庫収入や港湾運送収入が伸び、全体では増収を確保したが、賃上げや物価上昇に伴う人件費、作業諸費の増加、不動産取得税の発生が利益を圧迫した。
物流事業の売上高は1.8%増の1859億1800万円、営業利益は3.8%減の135億3800万円だった。定温貨物など高付加価値品の取り扱い増加で倉庫収入は3.9%増の334億200万円、コンテナ荷捌きの増加で港湾運送収入は3.3%増の336億1000万円となった。一方、国際輸送は航空貨物が増収だったものの、国際一貫輸送やプロジェクト輸送が減り、0.5%減の545億9600万円だった。陸上運送ほかは貨物輸送の増加などで1.8%増の643億800万円となった。
不動産事業は、前期・当期取得物件の賃貸料増加があったものの、鉄道建設事業に伴う建物引き渡しの影響で売上高は3.0%減の109億3000万円、営業利益は19.0%減の43億8300万円だった。
27年3月期は、売上高を1.9%増の2000億円、営業利益を6.9%増の122億円、最終利益を2.6%減の172億円と予想。物流事業では倉庫、港湾運送の堅調な推移を見込み、不動産事業では追加取得した賃貸用オフィスビルの寄与を想定する。
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