荷主NanoFrontier(仙台市青葉区)は18日、ベトナム国家イノベーションセンター(NIC)と国連開発計画(UNDP)が共同運営するスタートアップ加速プログラム「NIC Scale X」に採択されたと発表した。東北大学発の有機ナノ粒子技術を活用し、ベトナム市場でのクリーンエネルギー・環境テック事業の展開を加速する。
同プログラムは、日本政府の資金提供を受け、三菱総合研究所とPlug and Play APACが実施パートナーを務める。ベトナム・ホアラックの「ベトナム-日本イノベーションハブ」を拠点に、スタートアップと投資家、企業、大学、政策立案者を結び付け、日越間の市場開拓や事業連携を支援する。実施期間は5月18日から8月10日までの13週間。
NanoFrontierは2025年4月設立のディープテック企業。東北大学で30年以上研究されてきたナノ粒子生成技術を基盤に、PFAS検出、蓄電池、液浸冷却剤、水素触媒、医薬品分野向けのナノ粒子ソリューションを開発している。
特に蓄電池分野では、有機ナノ粒子を電解質として活用した次世代レドックスフロー電池を開発。従来型で必要だったバナジウムや高価なNafion膜を不要とし、設備投資コストを65%以上削減できる可能性があるという。再生可能エネルギー導入拡大を進めるベトナムでは、2030年までに蓄電容量目標を300メガワットから最大16.3ギガワットへ引き上げる計画があり、長時間蓄電(LDES)需要の拡大が見込まれている。
今後は現地エネルギー事業者や電力会社、産業パークとのPoC(概念実証)や商談を進めるほか、OEMやEPC企業とのサプライチェーン構築にも取り組む。Plug and Play APACのネットワークを活用し、東南アジア市場での資金調達や事業連携拡大も図る。
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