荷主グンゼは28日、プラスチックカンパニーが販売する包装用OPP(二軸延伸ポリプロピレン)フィルムについて、6月22日出荷分から価格改定を実施すると発表した。対象は包装用OPPフィルムの各種タイプ全般で、値上げ幅は20μm(マイクロメートル)換算で1連あたり500円。1連は500ミリ幅×1000メートルの500平方メートルを指す。
同社は4月にも、同製品について4月21日出荷分から1連あたり1200円の価格改定を実施していた。今回の再値上げは、4月の改定後も中東情勢の長期化に伴うナフサ価格の高騰が続き、原料や副資材の値上げが相次いでいることを受けたものだ。同社は生産合理化などでコスト削減を進めてきたが、現在のコスト上昇は自社努力で吸収できる限界を超えたとしている。
グンゼグループでは4月、連結子会社のグンゼ包装システムも、収縮製品とロールラベル製品について5月1日出荷分から価格改定を実施している。あわせて、安定供給維持に向けて取引先に早期引き取りや必要最小限の発注、納期・数量調整への協力を求めていた。
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