荷主マツダは28日、軽商用車「スクラムバン」と軽乗用車「スクラムワゴン」を商品改良し、全国のマツダ販売店で発売した。内外装デザインを刷新し、先進安全技術や快適装備を拡充した。軽商用車のスクラムバンには、ターボエンジンを搭載する新グレード「BUSTER TURBO」を設定した。
今回の改良では、スクラムバンのフロントグリルをブラックアウトし、バンパー下部の開口部をワイドで低く見える形状に変更した。スクラムワゴンは立体的なグリルを採用し、より力強いフロントデザインとした。内装は全車でブラック基調に変更し、デジタルメーターディスプレイや新デザインのステアリングを採用して、視認性と操作性を高めた。

▲(左から)スクラムバン「BUSTER-TURBO」、スクラムワゴン「PZ-S」(出所:マツダ)
安全面では、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」を全車に標準装備した。単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせ、四輪車や歩行者に加え、自動二輪車や自転車も検知対象とする。交差点での出会い頭や右左折時の対向車など、対応シーンも広げた。フロントのパーキングセンサーや低速前進時ブレーキサポートも設定し、狭い配送先や市街地での取り回し時の安全支援を強化した。
グレード体系も見直した。ターボ車への需要に対応してスクラムバンに「BUSTER TURBO」を新設する一方、安全装備の標準化や需要変化を踏まえ、「PA-S」と「PC」の5MT車を廃止した。「PA」にはCVTを新たに採用し、燃費性能と静粛性の向上を図った。
全車が「サポカーSワイド」と、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置認定車」に該当する。スクラムワゴンには、長距離運転の負担を抑えるアダプティブクルーズコントロールと、冬場の運転を支援するステアリングヒーターも新たに採用した。
メーカー希望小売価格は、スクラムバンが135万4100円から194万400円、スクラムワゴンが204万8200円から227万5900円。
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