ロジスティクスDHL(ドイツ)は28日、米国郵便公社(USPS)と、米国内の小包ラストワンマイル配送を対象とする複数年の独占契約を締結したと発表した。契約額は100億ドル超を見込む。両者の協業は25年に及ぶが、今回の契約はその中でも最大規模となる。
DHLは米国内で集荷、仕分け、幹線輸送を担い、USPSが最終配送を行う。DHLは19か所の全自動ハブを通じて小包を処理し、航空・陸上輸送網で中間輸送を行った後、全配送のラストワンマイルをUSPSに引き継ぐ。USPSは4万1550超のZIPコード、1億7000万超の配送先を週6日カバーする配送網を持つ。

(出所:DHL)
DHLは今回の契約により、米国市場での国内・国際EC(電子商取引)小包サービスを拡大する。特に、DHLが整備してきたファーストマイルとミドルマイルのネットワークを、USPSの全国配送網と組み合わせることで、中・大規模のB2Cオンライン小売事業者向けのサービス基盤を強化する。USPSとの連携により、追加車両の投入を抑えながら全国配送を効率化し、排出削減にもつなげるとしている。
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