国際メルセデス・ベンツ(ドイツ)は28日、米アラバマ州タスカルーサで、完成車の構内移動を効率化する「マーシャリングヤード・アクセス橋」と接続道路を完成させ、供用を始めたと発表した。米国生産拠点のメルセデス・ベンツUSインターナショナル(MBUSI)に隣接する工場側マーシャリングヤードと、国内向けマーシャリングヤードを直接結ぶインフラで、完成車物流の安全性と効率を高める。

▲マーシャリングヤード・アクセス橋(出所:メルセデス・ベンツ)
両ヤードはこれまで、米国道11号とノーフォーク・サザン鉄道の線路で分断されていた。新たな橋と道路により、1マイルの2車線道路で両拠点を接続する。建設は2025年に始まり、26年に完了した。州道と稼働中の鉄道に隣接する工事となったため、用地取得や許認可、関係機関との調整を伴う事業となった。
同社によると、新ルートの整備により、完成車のシャトル輸送コストを70%削減できる見通し。公道を使ったトラック移動への依存を減らし、車両品質の維持や安全性向上にもつなげる。生産後の車両を販売店向け配送へ移す工程を安定させることで、販売店での滞留時間もほぼ1日短縮できるとしている。
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