調査・データ経済産業省が29日発表した2026年5月調査の製造工業生産予測指数によると、主要企業の生産計画は5月が前月比5.1%上昇、6月が同0.4%低下となる見込みだ。5月は生産用機械工業、輸送機械工業、電子部品・デバイス工業などが上昇を見込む。一方、6月は電子部品・デバイス工業、生産用機械工業、輸送機械工業などが低下する見通しとなった。
5月の生産計画は、前回4月調査時点の2.2%上昇から上振れ。ただ、生産計画は実績よりも強めに出やすい傾向があるため、過去の予測誤差を統計的に補正した5月の補正値は2.1%上昇と試算された。90%の確率で収まる区間推定値は0.5%から3.6%となっている。
企業の生産活動マインド指標(DI)はマイナス2.9となり、前月のマイナス4.0から改善した。内訳は、前月時点の生産計画から今月の計画を引き上げた「強気」が25.9%、引き下げた「弱気」が28.8%だった。DIトレンドはマイナス2.1で、景気後退局面にある可能性が高いとされるマイナス5は上回った。
製造業の生産計画は5月に持ち直しを見込むものの、6月は小幅な低下が予測されており、足元の生産活動はなお方向感を欠く状況が続いている。
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