
(出所:オートストア)
認証・表彰倉庫自動化システムを手がけるオートストア(ノルウェー)は5月28日、米ロボット専門メディア「The Robot Report」が選ぶ「2026 RBR50 Robotics Innovation Awards」を受賞したと発表した。垂直農業企業OnePointOneと開発した、世界初の完全ロボット運用型垂直農場「Opollo Farm」の取り組みが評価された。
RBR50 Robotics Innovation Awardsは、ロボット分野で新技術や事業モデル、活用事例を生み出す企業・団体を表彰する制度。今回の受賞では、オートストアが倉庫向けに展開してきたキューブ型の保管・搬送自動化技術を農業領域に応用し、高密度で自律的な作物生産モデルを実装した点が対象となった。
Opollo Farmは、SKU単位の商品ピッキングではなく、生育中の植物の移動や管理にオートストアの保管・取り出し技術を転用。ロボットが気流、かん水、栄養供給、照明を制御し、生産工程全体で手作業を減らす。物流倉庫で培ったハードウエア、ソフトウエア、AI(人工知能)を一体的に使い、生産・保管・搬送を組み合わせる仕組みといえる。
米アリゾナ州フェニックスの初号施設では、すでにマイクログリーン、バジル、包装サラダを生産し、一部の「Whole Foods Market」店舗向けに供給している。作物は15日で収穫に達し、従来農業と比べて水使用量を95%削減。生産コストはマイクログリーンで60%、バジルで40%、包装サラダで20%下げたとしている。
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