ロジスティクス国際航空運送協会(IATA)と国際民間航空機関(ICAO)は2日、持続可能な航空燃料(SAF)の開発・普及を進めるため、進捗把握やデータ活用で協力を強化すると発表した。モントリオールで開かれたICAO Aviation Climate Weekで明らかにした。
両機関は、SAFの生産、流通、使用に関するデータを透明性の高い形で把握し、2050年の航空分野のネットゼロ達成に向けた排出削減効果を検証できる仕組みづくりを進める。SAFレジストリーや蓄積されるデータを活用し、ICAOの長期目標に基づくモニタリング・報告手法や、国際航空向け燃料会計制度への反映を検討する。
IATAは、SAFによる排出削減効果を信頼性をもって示すには、使用実績や削減量を追跡する仕組みが必要だとしている。ICAOも、各国や航空業界がSAFなどのクリーンエネルギーを拡大するには、生産から流通、使用までを可視化し、気候関連投資を一貫した基準で評価することが重要だと説明している。
SAFの利用量や削減効果を国際的に比較できる仕組みが整えば、航空会社だけでなくフォワーダーや荷主にとっても、脱炭素対応の説明責任を果たす基盤となる。
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