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三井化学、高屈折率レンズ材料を増強

2026年6月4日 (木)

▲大牟田工場(出所:三井化学)

荷主三井化学は3日、高屈折率メガネレンズ材料「MR」の生産能力増強を決定したと発表した。福岡県大牟田市の大牟田工場に新プラントを増設し、2029年上期の商業運転開始を予定している。

MRは、高屈折率による薄型・軽量化に加え、高アッベ数による色にじみの少ない視界や高い耐衝撃性を特徴とするメガネレンズ材料で、世界のレンズメーカーに供給されている。世界人口や近視人口の増加に加え、アジアや北米を中心に高付加価値製品への需要が拡大していることから、同社は長期的な市場成長を見込む。

今回の設備増強はMRブランドの複数製品を対象としており、製品ラインアップ全体の供給能力を引き上げる。これにより、世界市場向けの安定供給体制を一段と強化する考えだ。

同社はレンズ材料やコーティング材料などを展開し、視界品質(QOV=Quality of View)の向上を事業コンセプトに掲げる。視力矯正だけでなく、目の健康や快適な見え方の実現に向けた製品開発を進めており、今回の増産投資もその成長戦略の一環となる。

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