調査・データウェザーニューズは4日、今夏の天候見通しと商品需要を分析した「夏の小売需要傾向2026」を発表した。エルニーニョ現象が発生する見込みである一方、インド洋の正のダイポールモード現象などの影響により、全国的に気温が平年を上回り、厳しい暑さが続くとの見通しを示した。
同社によると、今夏は太平洋高気圧とチベット高気圧が重なる「ダブル高気圧」となる可能性があり、一部地域では最高気温40度を超える「酷暑日」の発生も想定される。9月に入っても35度以上の猛暑日が発生するなど、残暑が長引く見込み。

(出所:ウェザーニューズ)
こうした気象条件を背景に、そうめんや冷やし麺、アイスクリーム、炭酸飲料などのコールド商品の需要拡大が予想されるほか、スポーツドリンクなど熱中症対策商品の販売も好調に推移するとみられる。また、ハンディ扇風機や制汗剤、汗拭きシートなど暑さ対策用品についても需要が高まる可能性がある。
同社は過去の気象データとGoogle検索動向を分析し、2026年の東日本の気温傾向が23年と類似すると指摘。そうめん関連の検索数は気温31度前後から大きく増加し、スポーツドリンクの検索数は32.5度を超えると急増する傾向が確認されたという。今夏も高温傾向が続くことから、これら商品の需要期が長期化する可能性が高いとしている。
ウェザーニューズは、1キロ四方の高解像度気象データや需要予測サービスを通じて、メーカーや小売業の生産計画、販売計画、在庫管理の最適化を支援している。
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