フジテックス、物流施設の建設コスト削減へ新サービス

拠点・施設フジテックス（東京都新宿区）は9日、物流センターの建設コスト削減を支援するサービスを開始したと発表した。

同社によると、「通販の拡大や人手不足による省人化・無人化への動きが加速するなか、新倉庫建設の需要が高まっている。一方で2020年東京オリンピックまでの竣工を目指す建設プロジェクトは増加し、建築資材の価格高騰・人手不足による人件費高騰から建設コストが上昇。新たに建設計画を検討するも不安に思う事業者も少なくない」という。

サービスでは、「適正価格が分からない」「契約書がよく分からない」「交渉すると品質を下げられるのではないか」「法律・申請業務が分からない」などの不安や悩みを解消するため、建設プロジェクトを成功させるために必要な「専門知識や豊富な経験」で全体のプロジェクト推進を支援をすることで、顧客の投資計画の成功と投資計画のコスト削減を実現する。

さらに、生産効率や合理性の追求だけでなく、IT技術の導入や省エネ配慮など、これからの生産施設、研究開発施設に必要な要素を盛り込み、経営安定化に向けた建設コストのマネジメントを主体に建設プロジェクトを支援する。

■支援内容
基本構想（建設事業の見える化・安全な事業計画）
設計者の選定（最適な設計者の選定・組織合意形式を支援）
設計コスト管理（目標予算内の設計とするためのコスト管理）
工事発注・ゼネコン選定（最適な発注方式提案・コスト削減支援）
工事コスト管理（工事中の追加費用の抑制と品質管理）
完成検査（完成検査・スムーズな運用開始）

■支援サービスウェブページ
https://www.chuko-matehan.com/logiplanners/costdown/