国際米食品・飲料大手のペプシコと自動運転トラック開発のガティック(米国)は8日、北米の食品・飲料サプライチェーンで自動運転貨物輸送を展開する複数年の戦略提携を発表した。ガティックはすでにテキサス、アリゾナ、アーカンソーの各州で、ペプシコ向けに無人運転トラックを運行している。
今回の提携は、ペプシコの地域輸送網を対象とする。工場や物流拠点間を日々移動する高頻度で時間制約の大きい輸送を担い、配送の安定性向上や輸送能力の追加、顧客対応力の強化につなげる。ガティックによると、同社の自動運転トラックは高速道路と一般道を組み合わせた拠点間輸送に対応し、複数の集荷・納品地点を持つ地域物流網での運用を想定している。
ガティックは2022年にペプシコ向けの初期導入を開始した。現在の運行では98%超の定時配送率を確保しているという。日々の需要変動や配送センターの稼働状況に応じ、停車地点の追加・削除やルート計画の変更に対応している。
ペプシコは北米で大規模な自社輸送網を持っており、ドライバー確保が難しい高需要の地域輸送を中心に自動運転を活用し、既存業務を大きく変えずに輸送能力を補完する狙いがある。
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